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初回のレッスンで信頼関係を築くコツ

みなさん、こんにちわ。豊橋にある完全予約制のピラティススタジオ、rigaku pilatesの麻生です。

前回は『異常を意識することは正常を意識するということ』というテーマでさまざまな身体の変化を意識するためにはまずは正常を意識することが大切だということをお伝えしました。

そこで今回ははじめてレッスンに来られたクライアントとどのように信頼関係を築くのかについてお話ししたいと思います。

ピラティスとリハビリに共通するのは人対人だということです。

その中でピラティスはインストラクタークライアント

リハビリではスタッフ患者という関係性で成り立っています。

この関係性がある前提でお互いの自己紹介から実際に私たちは相手の身体の悩みを聞いていきます。

その際相手は自身の身体の悩みや問題を解決したいという強い意志のもとでピラティスやリハビリを希望して来られます。

そのため、私たちはその思いに応えるために少しでも相手から情報を聞き出す必要があります。

しかし、この聞き出す作業は一歩間違えると相手のプライバシーに踏み込み過ぎてしまい、相手を傷付ける原因になります。

ここで大切なのはまず相手に自分のことを知ってもらい、信頼関係を構築することです。

この信頼関係はこれからレッスンを継続していくことで徐々に構築されていくものですが、初回のときはその時間がありません。

ではどうすれば良いのか。

私が最も大切にしていることは相手の悩みに対してそれを細かく視覚化し、最後にそれを言葉で説明する作業(言語化)だと考えています。

相手は自分の悩みの原因を知り、そしてそれをなんとか解決したいと考えています。

私たちはその希望に対して今までの経験や知識、方法から必要な情報を提示します。このときただ情報を提示するだけでは相手にはなかなか伝わらないため、それを視覚化し、よりわかりやすくお伝えします。

この視覚化によって初めてクライアントと私たちは情報を共有することができ、初回のレッスン時から『この人なら任せられる』という信頼関係を築くことができます。

視覚化とは現代ではスマホやタブレットにより画像を実際に提示したり、骨模型などを用いて説明する作業になります。さらにもう一段階レベルが上がるとそれを相手の身体で実際に表現することができればよりクライアントの理解が深まり、初回から信頼関係をスムーズに構築することができます。

なかなか信頼関係を築くのが苦手だという方は、まずはできるだけたくさん経験をしながら自分の中にインプットする作業を積み重ね、次にそれを視覚化さらには言語化する練習を繰り返しやってみることをおすすめします。

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