rigaku pilates BLOG

ピラティスに必要な呼吸について

みなさん、こんにちわ。豊橋にある完全予約制のピラティススタジオ、rigaku pilatesの麻生です。

さて、最近の出来事としては、とても良い参考書を一つ見つけたので早速購入しました。その参考書は【園部俊晴の臨床『膝関節』】という本で、今までありそうでなかなかなかった臨床での気づきやそれに伴う考え方、考察が細かく載っている一冊となっております。特に私が1番感動したのは脛骨の過外旋の原因について述べている所で、今までの常識だとなかなか説明がつかなかった所をわかりやすくまとめてくれています。ぜひ、興味のある方は一度読んでみて下さい。

私は普段理学療法士として働いているのですが、今まで常識だった事実が覆されたり、新しい事実が発見されたりと、リハビリに関する情報は日々変化しています。そういった変化に対応するためには普段からいろいろな参考書を読んだり、常にアンテナをはり、新しい情報を取り込む意識を強く持つことが必要だと思います。そうすることでクライアントさんにより良いものを還元できることにつながると私は思います。

前置きが長くなりましたが、今回は前回お話ししたインナーマッスルのコントロールについてもう少しお話ししたいと思います。

インナーマッスルのコントロールに大切になるのは

①胸郭

②骨盤

になります。

そこで今回は胸郭について少しお話ししたいと思います。

胸郭とは人間の胴体の上半分に位置する肋骨、胸椎、胸骨からなる籠状の骨格の部位をいいます。そしてこの骨格によって心臓や肺、肝臓といった臓器を保護してくれています。また、この胸郭にはもう一つ『呼吸機能を高める』効果があります。インナーマッスルは呼吸ととても関係性が深く、呼吸がうまくできない人はインナーマッスルのコントロールが苦手な方が多いです。

では実際に胸郭を意識して呼吸をしてみましょう。

①まず肋骨の下側に手を添え、鼻から息を吸って胸郭をしっかり膨らませます。

②口から息を吐き、開いた胸郭を閉じていきます。

このときのお腹の形をみてみましょう。

お腹が奥に引き込まれている方はうまく呼吸によって腹圧が高まっています。

反対にお腹が前にでてしまった方は呼吸がうまくできていない方となります。

ピラティスは呼吸によってまずは腹圧をしっかり高めた状態で身体を動かしていくものになりますので、まずは呼吸をしながら腹圧がしっかりと高まるように練習してみましょう。

これからもピラティスのことや皆さんの身体のお悩み解消に役立つ情報をこのブログを通じて発信していきたいと思いますので、ぜひ興味のある方はご覧ください。

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