みなさん、こんにちわ。豊橋にある完全予約制のピラティススタジオ、rigaku pilatesの麻生です。
ピラティスをやる上で『座る』『立つ』という動作は非常に重要になります。「座れたからよい」「立てたからよい」という短絡的な考えではなく、脊柱や骨盤の状態も評価し、できるだけ姿勢異常を修正することでピラティスの効果は格段に変わります。
今回は理想的な座位についてお話しします。
理想的な座位とはいったいどんな姿勢なのか。
・対象者本人が楽に座れる
・見た目がきれい
・長時間座っていても疲れない
いろいろな考えがあると思います。
ですが、今回は機能的に安定している座位について考えていきたいと思います。
機能的に安定している座位とは支持基底面と体幹からの重心線の関係性がとても大切になります。
座位のときの支持基底面は
・足底
・大腿後面
・殿部
になります。
これに対して体幹の重心は胸部に存在しており、重心から床面に向かって引いた垂線が重心線となります。
機能的な座位はこの重心線が支持基底面の中に収まっていることがとても大切になります。
座っている姿勢が崩れている人はこの重心線が支持基底面の外に出てしまいます。結果的に身体に余分な負担がかかり、腰などを痛める原因となります。
ピラティスをやる中で各エクササイズの『姿勢』はとても大切な要素です。
自身の開始姿勢をしっかり意識できるようになりましょう。
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