みなさん、こんにちわ。豊橋にある完全予約制のピラティススタジオ、rigaku pilatesの麻生です。
前回は胸郭を意識した呼吸についてお話ししました。そこで今回は胸郭を動かすことでどの筋肉がよくはたらくのかお話ししたいと思います。
まず初めに申し上げると、胸郭が動くことでもっともはたらく筋肉は皆さんも一度は聞き覚えのある『横隔膜』という筋肉です。
横隔膜は名前だけだと筋肉というイメージがしづらいと思いますが、れっきとした立派な筋肉です。
この横隔膜が付着しているのは
● 肋骨
● 胸骨
● 腰椎
の3ヶ所になります。
この付着部を考えると横隔膜にはいろいろな作用があることがイメージできます。
ピラティスのレッスンで胸を拡げることは胸骨や肋骨を動かすということであり、つまりそれはそこに付着する横隔膜を刺激するということにつながります。
また背骨(特に腰椎)を動かすことも横隔膜を刺激するとても大切な運動になります。
さまざまな動きによって横隔膜を刺激することによって
○呼吸機能の向上
○インナーマッスルの活性化
○腰椎の安定性向上
○内臓の循環を高める
などの効果が期待できます。
筋肉がどこについているのかを理解することは、身体の感覚をイメージするためにとても大切なツールとなります。
自分の身体をよく知り、一つ一つの感覚に敏感になりましょう。
これからもピラティスのことや皆さんの身体のお悩み解消に役立つ情報をこのブログを通じて発信していきたいと思いますので、ぜひ興味のある方はご覧ください。
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