rigaku pilates BLOG

レッスンはすり合わせが大切

みなさん、こんにちわ。豊橋にある完全予約制のピラティススタジオ、rigaku pilatesの麻生です。

前回は問題の重要度というテーマでお伝えしました。レッスン中に使用するキューイングは指導者がクライアントに対してエクササイズの効果を最大限に発揮するために使用するツールになります。

その際クライアントの問題点の最も重要な点を私たち指導者が見極めることがとても重要になります。

ではこのキューイングは毎回同じように使えば良いのでしょうか。クライアントはレッスンの中で徐々に自身のボディイメージを再構築し、こちらが誘導しなくても自然とその姿勢・ポジションになることが可能になります。

そのため、その日クライアントがレッスンに来た時に私が意識しているのは、まずは『やってもらう』ということです。そしてこの『やってもらう』という要素はクライアントの現状を表しており、この前のレッスンの状態と比較して身体の使い方に変化があるのか、それともまだ苦手な部位を克服できていないのか、それをみるための大切な要素になります。

現状でどの程度クライアントが自身の感覚と運動イメージをすり合わせて体現できているのか、それを確認することが私たち指導者がクライアントの身体を変化させるための最も大切な作業になります。

つまり、レッスン内容は指導者とクライアントのすり合わせ作業の積み重ねということです。

そして、一緒の空間で身体を変えるきっかけを作れたときが指導者にとって最も有意義な瞬間だと私は思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP