みなさんこんにちは。リガクピラティスの麻生です。
本日体験レッスンに来られた方について少しお話ししたいと思います。
クライアント様の希望としてはしゃがみ込んだ時に右膝が痛いのを改善したいということでした。
そこで今回はクライアント様のお身体を評価し、理学療法の考えとピラティスを合わせながらレッスンをすすめていきました。
レッスン前に実際にしゃがみ込み動作を行ってもらうと膝は最終域まで曲げることができず、膝の前面と内側面にすぐに疼痛が出現する状態でした。
その際のしゃがみ込み動作を今回評価してみつけた問題点としては
骨盤の左回旋(左側への捻じれ)
右膝と右足部の位置の崩れ(右knee-in、toe-out)
によって右下肢の安定性が高まりにくい状態になっていました。
結果的に右下肢外側の緊張が高まり、膝蓋骨の可動域低下、脛骨過外旋による屈曲時の脛骨内旋制限につながっていました。
そのため、今回は過緊張になっている部位のリラクゼーション、膝後外側組織のリリース、脛骨内旋誘導、右臀部の筋力強化、右下肢と体幹の軸を意識したエクササイズを行い経過を見たところ、しゃがみ込みの範囲は大幅に改善がみられました。しかし、しゃがみ込みの最終域で内側の疼痛は消失しましたが、まだ膝前面の疼痛は残存している状態でした。
そこで今回は次回のレッスンまでの課題提示としゃがみ込み動作における注意点を2つお伝えしました。
今後しゃがみ込み動作時の疼痛が改善するようしっかりとサポートしていきたいと思います。
このようにリガクピラティスでは従来のピラティスだけではなく、身体の機能性を考えた専門性の高いレッスンを行っています。
身体に不調を抱えているという人はぜひ一度体験レッスンにお越しいただけたらと思います。