みなさん、こんにちわ。豊橋にある完全予約制のピラティススタジオ、rigaku pilatesの麻生です。
前回は『機能的な座位姿勢』についてお話ししました。
人は1日のうちに立つ、座る、歩く、横になる時間が存在します。この各姿勢は意識しなければ記憶にほとんど残ることはなく、後から
なんだか仕事が終わった後肩が凝った
寝起きから腰が痛い
歩きはじめに膝が痛い
など身体の不調を自覚されることがたびたびあると思います。
こんなとき、この原因を突き止めるには普段からどのような姿勢で、どのようなことをやりながら生活をしているのかに意識を向けることがとても大切になります。
私が普段仕事で癖を探す時に意識するのが痛みが出始める時間帯です。
痛みの出る時間帯が
朝方なら就寝時の姿勢や寝具
昼間なら仕事中や家事での出来事
夜間なら日中の作業による疲労
痛みの出る時間帯に一貫性のない場合はその方の基本的な動作や姿勢、機能障害を疑います。
ピラティスはその気付きのキッカケを作るのにとても適したものです。先ほどもお伝えしましたが、癖はほどんどが意識に残ることはありません。
私がリハビリを実施する際に患者が『〇〇が痛いです。』と私に訴えてきます。このとき私は何か変わったことや痛みがでたきっかけに心当たりはありますかと聞くと、ほとんどの方は『特にいつもとやっていることに変わりはないです。』と答えます。このような場面の原因は患者自身が普段意識することなく当たり前のように行っている習慣や癖が影響している可能性があります。
このような身体の不調を感じている方はまずはその不調がでるタイミングがいつなのかを探ってみましょう。
すると、不調の原因となる『癖』をみつける手がかりとなるはずです。
癖を見つけたらそこに対してピラティスやあなたが持つ知識、手技を使ってそこに変化をもたらすようにはたらきかけてみましょう。
悩みを解決するための第一歩になるはずです。
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