豊橋にある完全予約制のピラティススタジオ、rigaku pilatesの内山です。
前回、内臓と筋肉との繋がりが多くあるとお伝えしました。今回はその説明と繋がっていることでなぜ重要になるのかお伝えしたいと思います。
一つ前のブログで麻生が『横隔膜』について挙げてくれました。横隔膜は肋骨、胸椎、腰椎に付着するため呼吸や背骨を動かすことの重要性が分かります。
実はこの横隔膜は内臓にもとても多くの繋がりがあります。特に心臓、肝臓、胃などは横隔膜の上下に位置しており、横隔膜の影響を受けます。
今回は肝臓との繋がりを中心にお話ししたいと思います。
肝臓を覆う膜は肝鎌状間膜という膜で左右に分けられます。右側は全身の血管が戻ってくる門脈があるため、【循環】に関与します。
それら左右を分ける肝鎌状間膜は横隔膜と膜で繋がりがあります。そのため横隔膜の機能は肝臓の機能と関係があることになります。
要するに横隔膜による呼吸の働きは肝臓による循環や消化の働きに直接関与する可能性があると言うことです。
そのため、肝臓へのアプローチは呼吸機能へのアプローチになっていることが分かると思います。
普段、呼吸が浅い方や治療しているのに思うように改善しない方は内臓に目を向けてみてはいかがでしょうか。
内臓へのアプローチが出来るととても治療の幅が広がります。
この記事へのコメントはありません。